放送局裏話

放送禁止用語

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さて、きょうは自分のお客様との飲み会でした。と、申しましても僕を含めて総勢3名という、小さな飲み会です。しかも、お客様である社長のおごり。僕はとりあえず、ぺーぺーとして、ガンガンついていくのみでしたね。楽しかったですけど。。。。

さて、そんな矢先の出来事。その社長がおもむろに、タバコを吸おうと、一本 口にくわえたところバニーガールのおねえさんが、
「どうぞ」
と、ライターに火をつけた。 左手で。

「ほう、あんた ぎっちょね?」と尋ねた社長。すると。。。。

「あのう」
「なんね?」
「ぎっちょって、何ですか?」

社長が目を丸くして驚く。

「左利きね?って聞きよったい?! もうよか。なんでんなか。よかよか。」

話はこれで終わりました。

その場にいた僕と、もう一社の社長さんとで、
「『ぎっちょ』って放送禁止用語ですばい、社長。 差別用語。。。」
「はぁ、まじね? なら、どげんして言うとね、ぎんちょんことは???」
「はい、『左利き』『左利きの方』でしょうか。。?」
「なーんかそら?せからしか?」
(以上、博多弁だらけで、恐縮ですm(__)m)

今や放送禁止用語というものは、増えつづけて正直なところ僕自身もすべてを把握している自信がありません。まぁ、禁止度の強弱もございまして、絶対だめ!というものから
まず、使わないでほしい・・・レベルまで。ここはインターネットの世界ですし、この情報をきちんと知ってもらうためにも明言することをお許し下さい。意図をもっては使いませんので。あしからず。

きちがい・めくら・つんぼ・びっこ・ちんば などなど

いわゆる心身への差別が表現されている言葉は絶対にだめ。

「ぎっちょ」も結局は「左利きへの侮蔑」のひとつとして、見なされているわけです。一方で、左利きの方自身が自分のことを「ぎっちょ」と愛情を持っていう分をわざわざ削除するのはちょっと違うかな?という気もしますが。

そのほかにも職業の貴賎を含む言葉として

百姓・屠殺・運ちゃん・日雇い人夫・あんま・などなど

みーんな使っていませんね。

むかしなんか、「片チンバになって、ビッコ引いて歩きよった。」と誰かが漏らして「表現が片手落ちで申し訳ありませんでした。」と謝罪したつもりが、さらに地雷を踏んだという話もあったとか。

一方で、映画や漫画などでの表現はこまることもある。
座頭市は「めくらのあんま」だし。巨人の星の父ちゃん、一徹は「日本一の日雇い人夫」だし。表現の種類は減り、イメージの想像力も低下する。一方で差別される立場の方からすれば、こういう言葉が普通に放送で使われること自体やはり、耐えがたい苦痛であったりするわけです。誠意を見せようとするあまりに、日本人が陥るバカな傾向こそ。。。「羹に懲りて膾を吹く」ってやつだと思うのです。かえって対象者を傷つけている気もします。

ついでにいうと。「バカチョンカメラ」も超差別用語。お分かりと思いますが、ネーミングの基本は「バカでもチョンでも」扱える簡単カメラ。で、チョンとは即ち、朝鮮人(あえてチョーセンジンと呼ぶ)を表しています。まったくもって失礼な話ですよね。

さしずめ英語で日本人を侮蔑するならMJ useful camera ってとこか? (M=Monkey J=Jap)かつてドラえもんの秘密道具にも「サウンドバカチョン」というのがあった。音声付のポラロイドカメラで、バカチョンタイプというもの。そのくらい、差別意識がないまま使用されていた言葉。こういうのが最も怖かったりするね。

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