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2020年大卒新入社員の初任給(年収)は平均3,382万ウォン
2020年大卒新入社員の初任給(年収)は平均3,382万ウォンと、2019年に比べ149万ウォン上がったことが分かりました。
これは、就職ポータル「リクルート」が今年、新入社員の採用計画がある企業831社の人事担当者を対象に調査した結果です。
企業規模別では、大企業が3,958万ウォン、中堅企業が3,356万ウォン、中小企業が2,834万ウォンとなっています。
また、手取り(納税後)基準で見ると大企業は月289万ウォン、中堅企業は249万ウォン、中小企業は212万ウォンと予想されます。
(出典:http://www.hkrecruit.co.kr/news/articleView.html?idxno=19164)
2020年公共機関の新入社員の年収平均3,669万ウォン
2020年の公共機関の大卒新入社員の初任給(年収)の平均は、3,669万ウォンでした。
これは、2019年の初任給(年収)3,642万ウォンより約0.7%上がったことになります。
また、最も多い初任給(年収)は、大邱慶北科学技術院(DGIST)の5,173万ウォンとされています。
昨年、大学生が最も好む公共機関1位に選ばれた「仁川国際空港公社」の今年の初任給(年収)は4,457万ウォンと策定されました。
(出典:http://news1.kr/articles/?3815346)
大卒の初任給(年収)1位は保健業の平均4,800万ウォン
産業業種別の大卒初任給を調査した結果、保健業が平均約4,790万ウォンと最も高いことが判明しました。
大卒者の平均初任給は保健業、金融及び保険関連サービス業(金融サービス業)、通信業の順に高くなるというデータも。
また、大企業(500人以上の事業体)と中小企業(30〜99人の事業体)の格差が最も大きい産業は電子部品・コンピュータ・映像・音響及び通信装備製造業ということが明らかになりました。
データから分かるように、大企業に比べ中小企業の平均給与は半分にも満たないのです。
(出典:https://www.edaily.co.kr/news/read?newsId=01151286625672160&mediaCodeNo=257&OutLnkChk=Y)
小企業の大卒初任給は大企業の74%
同じ大卒であっても、小規模事業体の初任給は大規模事業体の74.4%水準であり、10年以上の経験がある職員で比較するとこのような格差(57.7%)が更に大きくなることが明らかになりました。
大卒以上の学歴基準で入社1年未満の場合、5〜29名の事業体の年収(2,460万1千ウォン、以下全て中位の値を基準)は、500名以上の事業体(3,305万6千ウォン)の74.4%の水準。
また、学力と経験が大卒以上と10年以上で同じであったとしても、小規模事業体が5,099万1千ウォンで、大規模事業体(8,844万2千ウォン)より3,745万1千ウォン低い57.7%であったと発表されました。
また、事業体の規模の影響は学歴が低いほど更に著しい結果となっています。
高卒以下で1年未満の年収は、小規模事業体(2,101万7千ウォン)と大規模事業体(2,121万3千ウォン)で差がほぼありません。
しかし、10年以上勤務した場合の年収は、小規模事業体(3,263万1千ウォン)が大規模事業体(6,390万1千ウォン)の51%に満たなかったと公表されました。
また、性別による年収格差も事業体の規模によって異なります。
小規模事業体で1年未満の女性の年収(2,065万8千ウォン)は、男性の初任給(2,424万4千ウォン)の85.2%と、74.5%(女性初任給2,340万6千ウォン、男性初任給3,139万7千ウォン)である大規模事業体より比重は高くなりました。
しかし、10年以上勤続すると状況は逆転し、小規模事業体の女性年収(3,176万ウォン)は同じ条件の男性(4,378万5千ウォン)の72.5%水準でした。
反面、大規模事業体の女性(6,266万3千ウォン)は男性(7,969万4千ウォン)の78.6%と格差が少し狭まったようです。
(出典:http://www.hani.co.kr/arti/society/labor/928765.html)
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