民宿作元にお世話になった翌朝、私が向かったのは
対馬最北の港、比田勝(ひたかつ)です。
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宿から、車で1時間もかかります。同じ対馬ですが
陸路の距離は非常にございます。ちなみに厳原からだと車で2時間半かかります。
![比田勝ターミナル](https://www.hospitable.co.jp/wp-content/uploads/2013/08/IMG_7178-600x399.jpg)
比田勝港にあるターミナル
午前10時頃に到着しましたところ、フェリーが停泊していました。
![博多夜発→比田勝朝着のフェリー](https://www.hospitable.co.jp/wp-content/uploads/2013/08/IMG_7177-600x399.jpg)
博多夜発→比田勝朝着のフェリー
実は今から、22年前に初めて対馬にお邪魔した時、
比田勝に宿泊した経験があります。
その頃は、比田勝にホテルが確か1か所しかなく、
何とも特徴のない、最果ての地だなぁとくらいしか思っていませんでした。
と、その時に遠方からビートル来訪。
![遠方に釜山からやってきた高速船](https://www.hospitable.co.jp/wp-content/uploads/2013/08/IMG_7176-600x399.jpg)
遠方に釜山からやってきた高速船が。。
今回、比田勝に行って改めて感じたのは
名実ともに韓国から最も近い日本の玄関口だということです。
![比田勝の島内案内板 ほぼ韓国語です(笑)](https://www.hospitable.co.jp/wp-content/uploads/2013/08/IMG_7179-600x399.jpg)
比田勝の島内案内板 ほぼ韓国語です(笑)
つまり対馬というよりも、船で来る人からすると
「比田勝」か「厳原」かは全く意味が違うわけです。
で、さっきのビートルが到着・接岸しました。
![釜山から来たBEETLEが接岸しました](https://www.hospitable.co.jp/wp-content/uploads/2013/08/IMG_7185-600x399.jpg)
釜山から来たBEETLEが接岸しました
港に着くと、急ごしらえでできたプレハブのような
建物がありました。ここが、国際ターミナル(笑)
![ここが比田勝港「国際」ターミナル](https://www.hospitable.co.jp/wp-content/uploads/2013/08/IMG_7183-600x399.jpg)
ここが比田勝港「国際」ターミナル
着いたと同時に、即入国したお客様がわらわらと。。。。
入管と税関がこの中にあるのでしょう。。中を見てませんが。
![比田勝は釜山からのFITがほとんど](https://www.hospitable.co.jp/wp-content/uploads/2013/08/IMG_7180-600x399.jpg)
比田勝は釜山からのFITがほとんど
来ているお客様の動向を見てみると、どうやら個人旅行客が多い。
レンタカー、レンタサイクル、タクシー、の利用が多いとのこと。
![移動にタクシーを利用するカップル](https://www.hospitable.co.jp/wp-content/uploads/2013/08/IMG_7189-600x399.jpg)
移動にタクシーを利用するカップル
レンタサイクル、つまり自転車でどこに行くのか?
なんと3km先のスーパー。そこで買い出しをして、
そしてそして日帰りで帰るとのこと。
![4人のグループ レンタカー利用](https://www.hospitable.co.jp/wp-content/uploads/2013/08/IMG_7187-600x399.jpg)
4人のグループ レンタカー利用
自分の物か、転売か、それはどうでもいいとして、
買い物客が渡航している。そしてお約束のように
みんなの手荷物に、ロッテデパート免税店のバッグ(笑)
対馬の方々にヒアリングすると、わかってきたのは、
その昔は入島の窓口は厳原一本だったのが、比田勝が加わり様相が一変。
![比田勝の観光案内所です。韓国語対応は可能。](https://www.hospitable.co.jp/wp-content/uploads/2013/08/IMG_7188-600x399.jpg)
比田勝の観光案内所です。韓国語対応は可能。
特に比田勝に来る客はブログで「何もない事」を事前に知ってきてるので
結果的にトラブルが減っているとのこと。まさに自浄作用。
ブログによる情報の浸透により、自らトラブルが減っているげな。
そもそも、メディアでよく報道される「韓国人が対馬でトラブル!」的な
報道は、一部を誇張したうえで、一度報道したらやりっぱなし。
その映像がyoutubeで上がって何度も見られるので、いつまでたっても昔の
情報がそのまま人々に浸透します。
現状は真逆で、お客様も、現地の方も、自浄作用があるわけですから
報道されたようなトラブルは徐々に改善されます。
しかしその「改善された後の話」は報道されません。面白くないから。
このブログは最新の現実を直視するものです。
地元でヒアリングした限り、対馬での韓国人渡航者による
トラブルの全体量は当然のごとく減少傾向にあり、
特に港で見るとトラブルの頻度は、明らかに
「厳原」>「比田勝」とのこと。
韓国人観光客の縮図がここにもありました。
「比田勝」には良質なFITが訪れています。
個人旅行客(FIT)こそが、日本にとって重要です。
あとは、この理解ある顧客へ我々が何を売り、何を与え、
どんな満足を持ち帰らせるか?
![やることがないので撮影から入ります!](https://www.hospitable.co.jp/wp-content/uploads/2013/08/IMG_7184-600x399.jpg)
やることがないので撮影から入ります!
今まさに、課題を突き付けられているのは日本側です。
対馬において、日本側がどのような対応をし、何をご提供するのか?
が迫られるようになりつつあるようです。
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