個人情報(2)

  • LINEで送る

さて、きょうは夕方に、いつものスポーツクラブにてトレーニングをしました。
いつものごとく自分のメニュー管理なんかをしているファイルを探そうとすると・・・ない。
なんでだろうと思った矢先、張り紙があった。そうか!

個人情報保護法:きょうスタート 漏えい防止、高まる関心[2005.04.01]
 行政や民間企業、市民団体などに個人情報の保護を義務付ける個人情報保護法が1日、
全面施行される。違反者には罰金が科されることもある。企業や行政も情報漏えい防止へ
取り組みを始めた(毎日新聞)。

そうやった。
スポーツクラブのおねーちゃんも、「大変なんですよぉ」と言いながら、ぼやいていた。
今まではメニュー管理のファイルには、ひとり一人の名前がシールで貼ってあったのですが
そいつを全部はがして、番号に変えたそうな。
ということで、ボクにも勝手に番号が割り振られており、無理やり自分のファイルと認定されて
しまったのでした。
まぁご苦労はよくわかりますけど、法律が施行されるのは、ずいぶんと昔からわかっていたのに
企業としての対応が、遅いっちゃないとー?と、ちょっと不満でしたね。
しかしながら、こういった個人情報保護の問題って、まさにこの3月末から4月頭にかけて
日本全国のさまざまな企業でピリピリした話題になっています。
放送局も他人事ではありません。
というか。
むしろ、ものすごーく大変な重荷を強いられる会社のひとつが、実は放送局だったりするのよ。


例えば。
民放の場合、一般視聴者向けに「プレゼント企画」をよく行います。
この場合、プレゼントはそのほとんどをスポンサーさまから頂戴します。
ということもあり、当選者の個人情報は通常、そのスポンサーへと移り
そこから送付をすることになっています。
しかしながら、おとといから視聴者・当選者の許可なくこの作業ができなくなったのです。
法律を遵守するならば、事前に必ずお断りを入れないといけないのです。
「○○社から商品をお送りすることになります!」とね。恐らく明日の放送あたりから、
そんな注意書きやコメントを見聞きすることになるでしょう。
そして万が一。情報漏えいがあった場合のための「賠償責任保険」まであるそうな。
60万円程度で、最大7億円まで保障とな。僕の勤める会社が入っているかどうかは不明。
でもリスクマネジメントは会社経営の常識。入ってないと、経営失格やな。
さて、どうなんだろうか?一般の企業の方々、是非入りましょうね。なんなら紹介しまっせ!

  • LINEで送る

コメントを残す

*