僕のビジネス論

書評|すらすら読めて奥までわかるコーポレート・ファイナンス

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人生30年も生きていると、単なる友人・知人が知らない間にいろんなことをしているものです。その中でも結構驚愕なのは「執筆」をしている人がいること。先日、その人の本をついに買ってしまった。

 

この人の名前がまずもって読めない。普通は。

 

内田交謹と書いて、ウチダコーナリと読みます。パソコンで書くときはいっつも面倒でウチダと打って、「内田」を出し、そのあと「交通」「謹賀新年」と書いて、それぞれいらない文字を消す。自分のパソコンには、すべて単語として登録している。ついでに携帯も。で、知人が書いた本だから、普通だったらゴーストライターが書いたトークモノくらいかと思いきや、この人の場合は、大学の助教授。

 

しかも。「企業財務」を担当している人だから、別に読んだところで、興奮したりニヤけたりはしない。とはいえ。もともと、ほとんど知識のなかった分野であるコーポレートファイナンスを、このたびしっかりと勉強するにあたっては、非常にいい一冊ではないかなぁ。と、買ってからサワリを読んでみて思ったのが正直な感想。元来、内田さんも、そのあたりをかなり強調していて、とりわけ僕のように金融・財務関係と一切関係のないド素人なサラリーマンや大学生あたりをターゲットにして書かれているよう。

 

っちゅうことで。ここんとこは、知人初の執筆本を最近読みまくっております。しかし。結構、真剣に読まないと頭には入らんなぁ。それだけ勉強をしてこんかったっちゅうことやな。

 

 

ちなみに。
内田さんは高校の先輩でもあり、大学の先輩でもあり、バイトでの同僚でもある。そんな身近にいた人が、なーんかえらくなってねーか?とちょっと本を持ったときには緊張した。けど。そんな内田さんがこの本で冒頭に書いている例は。。。「学園祭でもつ鍋屋を開く」というネタ。おいおい、なんじゃそりゃ。思いっきり、昭和の博多の九州大学的なノリやん。かつての九大は学祭で酒を出して良かった、数少ない大学。じゃないと、もつ鍋屋なんかネタにして書かんやろーもん、普通。(笑) ちょっとほっとした。

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