放送局裏話

射幸心を改めて考える

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以前、このブログでも「射幸心」というタイトルで日記をつけた。これはまさに僕自身のギャンブルの話題として。。。

さて、今回は放送局のCMについて。これだけ不景気だなんだといわれて久しい日本において、いまやパチンコ業界の存在は、日本にとって不可欠なものとなりました。実際のところ、日本のCM界、とりわけラジオCMはパチンコ産業を除いた世など考えられなくなってしまいました。それだけ出稿金額も大きいのです。

 

しかしながら。CMの内容においては、わずかでも射幸心をあおる文言があれば即NG。考査と呼ばれる基準に基づき厳しい審査をくぐっています。やはりそれは放送電波の持つ、影響力を考えての配慮であり倫理観の一種といえます。

 

「ジャンジャンバリバリ!」
「出ます!出します!出させます!!」
「開放開放!入りまくり!」

 

思いつくものは山ほどありますが、すべてダメ。その昔、パチンコ屋で聞いたアナウンスのコメントはすべて使えないのね。多少行き過ぎた審査をしているなぁと思うことも間々ありますが、まぁやりすぎて悪いこともないししばらくはこのような時代が続くのでしょうね。その他の公営ギャンブルも、すべて射幸心をあおるCMは放送できません。レースの情報などが精一杯で、勝ち負けなどはコメントに入れるわけにはいきませんね。僕らの世界では、常に射幸心に目を光らせながら広告を吟味しているのです。とはいうものの。僕にはどうしても解せないCMがあるのです。

 

それは。宝くじ。しょっちゅう買う分際でこんなことを言うのも矛盾しているかもしれませんが。3億円!とか1億円!とか。射幸心あおってない?舞台でカラオケ歌う常盤貴子や、寿司を食い散らかす中居君って射幸心あおってない?しかも宝くじのショバ代は、50%。半分は税金のように国に還元される。やはりお国の行うギャンブルだからいいの?審査基準というものは、なんとなく不透明さを感じてならんのです。ショバ代にあわせて、あおり具合を変えるのが、実は公平じゃないのかな?とも、思ったりするのです。

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