これは食わねば

食の元祖に関するお話 煮卵・明太子

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どうでもいい話なのですが、最近連続してラーメンを食べる機会がございました。ラーメンをどこでいつ食うかなんか、まるで一定していませんが、昔に比べたらラーメン文化の多様化やブームがあったせいで、店の種類にラーメンそのものの種類も増えてきたと思いません?

 

そんな中、最近のラーメン屋さんの具材で、よく見かけるものがあります。それが「煮卵」。どげんして作っているかは、よく知りませんが、まぁたぶん半熟で作ったゆで卵を特性だし汁に漬け込んで。。。うーん、さらに煮たら固ゆで卵になっちまうなぁ。やっぱりよくわからんけど。で、あくまで聞いた話。

この「煮卵」を開発したのは、支那そばでおなじみ「ちばき家」さんだとか。んでもって。ラーメン文化をさらに活性化するために、この製法を無料で広めたとか。本当かどうかは知りませんが。

まぁこの手の「元祖モノ」の話題っちゅのは、必ず反論や難癖が出るものなので名言は避けるのが、賢明ですな。とはいえ。本来だったら特許とってもいいような食文化が、善意からなのかヌけてたからなのか世に広まってしまったネタって覆いですよね。博多の味、辛子明太子もそのひとつ。

もともと明太っちゅうのは、そのまま韓国語読みで「ミョンテ」という商品で戦後に本格的に福岡に入ってきたもの。一説によると、その仕掛け人が「ふくや」さんと聞いたこともあるが。で、いまや明太子は福岡の基幹産業のひとつにまでなってしまった。よくよく考えると、すごいことやな。

もともとの韓国人が一番おどろくんやねーかな?まぁ本来ならば、こういった食文化の新しい味にだって知的財産権は成立するわけで、仮に、ちばき家さんがきちっと煮卵に知的財産権を打ち立てた上で、全国の各ラーメン屋さんが提供するすべての煮卵に1つあたり1円くらいのロイヤリティをつけていたとしたら。。。。。いったい年間でいくら稼げるのだろうか?なーんて、しょーもない皮算用をラーメン食いながら考えてしまったのでした。

それにしても。
特許をとろうと思ってとり損ねた、おっさんを一人知っている。以前取材をしたことがあるのですが、石焼ビビンバを作ったおっちゃん。現在は韓国の全州中央会館という店の社長さん。彼が初めてこの料理を作ったという取材をしたのです。確かに証明してくれた。けど。彼は特許をとり忘れ、その後韓国中の食堂にこの料理が広まってしまった。

参考URL 石焼きビビンバが生まれた背景のお話

遅ればせながら彼が取った手段。それは。日本語で特許を取る! うむうむ、この料理が日本で売れると見込んでの戦略!と思ったけど。その特許申請をしたのが、韓国で行ったとか。しかも。

名前が「石焼きピビンパプ」

韓国語の発音を正確にひらがなにしすぎて、およそ日本で使わない名前になっとる。やっぱり、ちょっと抜けてたのかな? ねぇナムグンソン社長?!

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コメント

  1. yoko より:

    夏真っ盛り! 暑いです 藤崎台球場もさらに暑い。
    煮卵は 私がよくいくお店も 絶品です。
    たぶん 煮込まずにだし汁につけこんでると思います。
    是非 一度ご案内したいものです。

  2. 匿名 より:

    おいしそうですね

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