嗜好のハナシ

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とある酒造メーカーさんでの話。
「ippeichanさんは、どんなお酒がすきなの?」と尋ねられた。
人生の中で、非常にこまる質問のひとつがこれ。
どんな女性がタイプ?とか、どんな車が好き?などという質問よりも、はるかに困るネタ。
なんでか?
答えは簡単。ほぼ好きなものが多いから。つまり「○○です!」と断言しきらんとです。
そもそも酒の嗜好を尋ねられると、どこまで話をしていいものか、ほとほと困るのです。
最近よくあるのは・・・
「焼酎が好きですねぇ」
「何焼酎ですか?」
「芋でしょう!」
「おっと、私も芋ですよ」
「やっぱり!やっぱ焼酎は芋ですよねぇ」
などといった会話。
「芋焼酎」と気張ったところで、銘柄はゴマンとあるとですよ。
材料だって異なる。麹も異なる。産地も異なる。当然のことながら酒造所も違う。
白波を一気飲みしまくっていた大学時代を思い返して「芋が好き」と言っていいものか?
僕らの時代ならシラナミ。最近はクロキリ。でもそればっかり。
つまり焼酎で考えただけでも、材料は米あり麦あり芋あり。。。
しかも麦焼酎だって米麹の壱岐と麦麹の大分は焼酎の風味が全然違う。
とかなんとか言いながら、寿司食うときは僕は絶対に日本酒。ビールも飲まない。
米と魚に最も合う酒は、ぜーーーったいに日本酒だから。
さらに。。。。
ワインも嗜む。どちらかと言えば、ワインに詳しい方、好きな方とご一緒したらお任せで
飲みまくります。好きな方に任せれば右から左に、うまいワインがやってきます。
さらにさらに。。。
スコッチも大好き。。アイラモルトを飲みだしたら止まらんよね。
とまぁ。酒のハナシをしだすとこんな感じ。とても自分の嗜好を予め定めて他人にのたまうなんて
僕にはしきらんばい。好きなものであるがだけに、軽々しく話題に上げられないジレンマがあるわけで。


ちなみに。
焼酎でさらにハマるのは、泡盛。
それも古酒(クースー)は飲みだしたら止まらんですな。
3年~5年の熟成モノは、ちまたの焼酎よりも
味わいが深い。
あんなに荒々しい新酒がわずか数年の熟成で、こうもかわるものか?と
思ってしまうほどです。
やばい。だんだん飲みたくなってきた。

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コメント

  1. tjr より:

    どうもお疲れさまです。時々楽しく読ませて頂いてます。
    「千代」のあたりの居酒屋(名前なんだったかな)で「黒糖焼酎」を飲んでみたけど結構いけましたよ。

  2. ippei より:

    黒糖焼酎。。。
    撃沈の思い出しかないなぁ。
    水割りだと、ついつい飲みすぎません?
    味の記憶はいいのですが、その後の記憶にいい思い出が
    出てこんとです_| ̄|○

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