ヒガシの壁

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ヒガシがまた勝った。。。残念だなぁ。
何の話かというと、高校ラグビーの話。花園を目指したインターハイ県予選決勝。
ラグビーどころかスポーツでは超有名な学校になった
東福岡と、ボクの母校:修猷館との熾烈な戦い。
結局は44vs12という接戦の末、敗れてしまいました。
詳しいトーナメント表は こちら!
この東福岡(通称:ヒガシ)は、とにかく強い!
どの年代においても、ヒガシから煮え湯を飲まされたラガーマンが県内にあちこちいます。
今回の準決勝は小倉高校と対戦。先週土曜日、同期のジュンペーから電話が入り
「決勝で会えると信じている!」と、わけわからんことを言っていました。
お互いただ単にそれぞれのラグビー部OBなだけなのに、
まるで自分のことのように語るのがラグビー部OBの悪い癖。。。 結局小倉は負けとるんよね。
そこでも煮え湯を飲まされとるんよ。
で、僕も煮え湯を飲んだそのひとり。
昭和63年。当時、地区大会2回戦敗退どまりだった修猷館ラグビー部が、息を吹き返したのが
ちょうど僕らの代からだったのです。自慢じゃないけど。
まぁボクは大して実力もなーんもなかったけど、キャプテン「ツル」を中心に考え方が一致していたのが
強くなった原因じゃないかと、今でも思っています。
平均体重60kg台。ガタイが小さい分、走ってスタミナをつけること。
スクラムは一体感を持ったものを作り上げること。ひとり一人の体重や力量に頼らないこと。
そんなことを日々考えてたワケで。毎日キッツイ練習を乗り越えたわけ。
理由はもちろん、花園を目指すこと。その前には「打倒ヒガシ」だったのね。
で、当時としては珍しく県大会を順当に進んでいった僕らは準々決勝でヒガシに当たりました。
「この試合に勝てば、絶対に優勝できる」
と、当時の監督は明言しました。もちろん僕らも同じつもり。
んで、前半終了時に「勝ってた」のですよ。6-0だったかな?(当時トライが4点なんで)
「後半の最初の攻撃を止めろ!」と監督のハーフタイムの言。。。 ところが。
この最初の攻撃を止めきらんかったわけです。ここからヒガシに煮え湯を飲まされるドラマが
始まったわけで。。。  
結局負けました。点数は・・・ 忘れた。もういいや。 途中からグイッと巻き返す強さ。
それがヒガシの強さ。 今回の試合もそんな一面がありました。
何年たっても気になる高校ラグビー。もう戻れんのになぁ。
こうやって話題にするだけでも満足している自分に「衰え」をちょっと感じてたりするんだよな。


ちなみに。
ボクが戦った昭和63年~平成元年。
花園に行ったのはヒガシじゃない。 北九州の東筑高校。
この年のヒガシは、準々決勝で僕ら、準決勝で西南高校(当時めちゃ強い)と対戦。
決勝を見るに、非常に疲弊していました。
そこに付け入るスキがあったよう。東筑に優勝をかっさらわれました。
このとき目立っていた東筑のスタンドオフ。一度会ったら殴りたい!と思っていたら。
大学の同じラグビーサークルのチームメイトと、相成りました。
きのうの敵はきょうの友。すぐに昔を忘れるバカさもラガーメンの特徴。

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コメント

  1. okabo-zu より:

     法要中で観戦できず残念。前日に修猷へ顔だけ出しに行ってきたよ。教え子が2年生でセンター。高校には最後の恩返しかな?まぁ、岡本先生がいる間は部員でできる最高のものを引き出して、一生1度っきりの修猷ラグビーを作ってくれるでしょう。今年もいいチームでした。俺らのときは「チーム鶴」かな?ではまた。 オカボーズ

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