基栄ちゃん

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自分の中では、そこまで盛り上がっていないアテネオリンピック。
でも、しっかりと見てしまったものがあるのです。
日下部基栄選手が出場した女子57kg級。
3回戦で昨年の世界選手権で銀メダルのベニシュ(ドイツ)に敗れ、敗者復活戦に回ってて
そこで負けてしまった。
参照URL①
初戦で一本背負いが決まったとき、「おっ!これは・・・」と思ってしまったのだが
ケガがやっぱり重篤なようで、 自分らしい柔道ができなかったよう。
ご存知でしょうが、日下部基栄選手(まどろっこしいので、以下 基栄ちゃん)は福岡市出身。
シドニーオリンピックや世界選手権で銅メダルを取った実力の持ち主。
そんな彼女と、一度食事をしたことがあるのです。
シドニーオリンピックが終わっての、2000年12月にボクの担当する番組に出てもらった。
参照URL②
朝、会社に来たときの基栄ちゃんは、パンツにダッフルコートという、普通の女子大生の姿。
「かわいい。。。」
アスリートに対して、こんな印象を抱いたのは、生まれて初めての経験。
そのくらい普通の娘だったのです。
普通じゃねーなー、と思ったのは番組が終わって昼食を取るとき。
中華料理屋さんに行きました。
おかずとして一品料理が2品出る定食を全員で頼んだところ・・・
「すみません、もう一品たのんじゃっていいですか?」と基栄ちゃん。
よく食べる。。。驚いた。どこに食べ物が入っていくの?と、マジマジと見てしまうほど。
元来、食いっぷりのいい女性が、ボクの好きな女性のタイプなのだが、
そのイメージキャパシティを大幅に超える、食いっぷりに舌を巻いたのでした。
彼女のもつさまざまなエピソードはどれも非常に面白く、話題が尽きない。
スーパー銭湯に行ったら、基栄ちゃんを知らないおばさまたちから
「あんたぁ よか足しとるねぇ。競輪選手かなんか?」
と言われたそうな。思わずどんな足腰をしているのか、想像してしまった。
これでも高校時代はボクも似たような足腰の持ち主だっただけに・・・。
そんな輝いていた彼女がアテネで敗退。
左ひざのじん帯は「ない」まま。これってすごいこと。いつ抜けてもおかしくない。
肩や腰にも故障を持っているようで、まさに満身創痍での出場。
戦いに敗れて、引退も示唆しているよう。彼女は現在25歳。
世には25歳で就職すらしていない人も多い中、彼女はもう第2の人生を考えないといけない。
アスリートの人生って諸刃の剣だよなぁ。
号泣する彼女の顔を見ていると、つらくて心が痛んだよ。


アテネオリンピックのせいで最近睡眠不足の方をお見受けします。
やれやれ。
まぁうちの職場は昼からテレビがついてて、オリンピック流しっぱなしだもんなぁ。
8月はこの話題でもちきりやなぁ、どこも。

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コメント

  1. WEB管理人 より:

     早々の敗退はつらいのう。よく知っているだけに。。。
     テレビは見るけど、家に帰ってまでは五輪見ないもんね。毎日朝早いので。。。
     早く飲みに連れて行ってほしいなあ。
    from 西新

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