身の上バナシ

解説|退職話 その後

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退職を決意し会社へ意思表示して2週間が経過した。
実際に皆へオープンにしてから1週間。

その間、実にいろんなことが起こった。
客観的な事実を言えば、大叔父の死去・新しい引き合いの増加、そしてさらには
QBSからの成績優秀者賞と論文の南賞とのダブル受賞の連絡。。。などなど。

なぜかわからんが、自分にとってインパクトの強い出来事が短い期間で起こり
結果論ながら、この選択に間違いはなかったのかな?と勝手に思えるほど
タイミングのようなものを感じたわけでして…。

 

まぁそういう自分の話を置いといても、退職の意思表示を公にすると
実にさまざまな出来事を垣間見ることができます。「リアクション」とでも言いましょうか?
実はこのことは、かつて職場を離れた経験のある友人から面白おかしく
アドバイスを受けていた。「とにかく面白いぞ」と。今その意味がわかって、より面白い。
何が面白いか?まずもって興味深いのは、社内での反応。

 

とにかく、まったくない。ほとんど誰も声をかけてこない。
社内ですれ違っても、しれっと目をそらされたり、妙によそよそしかったりと
その一挙手一投足が、とにかく面白いのだ。
で、加えて面白いのが、僕のとなりに座る後輩の女の子から言われた一言。

「『ippeichanは会社辞めて何するの?』とすでに社内で15人から聞かれましたけど?!」
なんじゃそりゃ?直接聞いてこないというこの様相。

しかも驚いたことに、上長に当たる方のうちの1人もそう尋ねたとか。
なーんか悲しいなぁ。コミュニケーションひとつ取れないのかぁ。
軽い気持ちで聞いたのかもしれんけど、そのあたりに会社の雰囲気作りの
問題の根底がある気がしてならん。

 

とはいえ、しれっとさまざまな方の関心を集めているのは事実なよう。
そんな社内の変な事情は、もはやどうでもよく
ありがたいのは、お付き合いのあった広告代理店の皆様や
クライアントの方々の温かいお言葉。送別会の話を賜ると
仕事してきてきよかったなぁと、しみじみ思うわけです。

この内外の落差が、実はまさに友人が言っていた「面白さ」だったわけで
ある意味例外ではなかった。これはやはり経験する価値があったな。

 

まぁ今後どんな人とお付き合いすべきか?という篩のような役割が
あるのかもしれません。と同時に自分がどのように生きてきたのか?を
見定める鏡のような役割もありますね。
とにかく冷静に僕は日々を過ごしています。

まぁ社内外の面白さをよくよく見てみると、
実は内側における、人のいやらしい部分も垣間見える。

たとえば。社外のお偉い方に対し
「僕は両膝を付いて引きとめたんですよ!」と言うとある社内の方。
本人は誇張して言ってるだけかもしれませんが、僕に言わせれば
ちょっとかなり悲しかったわけで。

そんなんまだしも、メールで連絡して、なーんのリアクションもない人って
もはやPCや携帯に連絡先を登録する必要もないなぁと、
先日バシバシ消してしまいました。
まぁ相手も迷惑なのかなんかしらんけど、無視しているようだから
これまた篩の役目を果たしたなぁと、勝手に理解しています。
敵か味方か、はたまたどうでもよいのか。
人間模様を垣間見るいい機会ですね。結構僕は楽しんでいます。

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