経営シミュレーションセミナー 2日目

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さて。
昨日立ち上がった5社は独自路線で販売戦略を取り出しました。

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当社の名前はSATYWAVE   SATISFYをWAVEに載せて~
みたいなノリだ。まぁ前置きはそんな感じで。

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毎月の経営計画を社で決定したら、宮入先生のもとへ持参する。
全社分がそろうと、当月の売上や社内の変化などが克明に現れる。
もちろん5社でシェア争いをしているのだから、売れ行きも変わる。

その動きがなかなかビビッドに現れるので、面白いしよくできている。

で。
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自分自身の中で考えていたのは…
「現実には、ありえないことはしない」という目標だけを立ててた。
あとはゲームだから、失敗しようが何しようが、経験でしょう。と。

だいたいこの手の話で失敗するとすれば、資金繰りか在庫管理かの
どちらかだ。財務の担当になっちゃった以上、資金繰りの失敗と
財務体質の悪化だけはしないように…と、まずは自分だけの勝手な目標を立てる。

作る担当。とりあえずこんなもんから…で製造数を決める。
一ヵ月後の売上を見て、さてどうするか?社長が月に○台売ると
言ってしまって、それにとらわれて、とりあえず作る。在庫が増える。

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うーん、どうする気だ?と思いつつも、あまり社長には危機感なし。
まぁいいや。と思いつつ、こちらは現預金が不足している流動資産を
改善するために奔走。でも在庫が増えるので当座比率が落ちる。
やばい…。

第一四半期が終わって、体質の改善は見込めたけど
在庫が異常に増えている。。。価格は下げないと、処理できない。
うーん。どうする?
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じゃあ価格下げるか。でもどのくらい下げる気か?

とまぁこんな感じで数期体験をした。
結果は、トータルでは黒字確保しているものの、第二期で大幅に失敗。

若手メンバーの反省は「根拠なくあてずっぽうで考えてはダメだ」と。
そりゃそうだ。とてもいい経験でした。

とはいえ。他社の数字も拝見しつつ、おや?と思うこともいくつか。
このゲームに改善点を求めるとすれば、資金の借入に基準を
設けてほしいことですね。無茶苦茶しちゃえば、ガツンと思い切り
借りてラインをガーっと増やして工場作っちゃえば、製品数は増える。

安売り戦略も取れるし、一株あたり利益も伸びるからROEも伸びる。
でもそれは現実とかけ離れすぎるほどだと、どうなんだろ?と思った。
まぁ細かいことにこだわる必要はないと思いますが。。。

とにかく。
資金繰りの重要性はゲームであっても体験するとなかなか頭を使う。
夜は疲れたらしく、爆睡したのでしたm(_ _)m

皆様お疲れ様でした。ならびに宮入先生ありがとうございました。
 
ちなみに。

宮入先生のサイトもご参照下さい。
そして、今回のセミナーに関する先生の講評も出ています。
合わせてご覧下さい!

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