Suicide Attack

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僕が以前のスレッドでアメリカ人が嫌いやねんと書いた理由の一部を。
それは、自分の価値を絶対視し押し付ける傾向が強いこと。
もう一つは、意外と汗をかかない批判屋や分析屋が多いこと。
9.11を迎えると、自分の会社や自分の国の無力さやむなしさを感じる一方で
アメリカがこの150年で行ってきたことの最終的な結果がWTCの崩壊だったのか?
と感じてしまう。
なぜか?
一言でいえば、アメリカ人は戦争を経験してても戦場を経験していないから。
幕末以来、彼らの戦争の仕方は「直接手を下さぬ殺し方」に徹していること。
直接人を次々と殺すことを美とせず、なるべく彼らの好きな「効率化」を求める。
それを持って圧倒的な軍事力を保有しているという理論に置き換えている。
こんな人の命を虫けら以下に扱う理論を持つから、嫌いなんです。本当に。
だから原爆落としても平気な顔をできる。
なぜアメリカ人はそこまで、戦争を効率化したのか?
核爆弾・クラスター爆弾・劣化ウラン弾・枯葉剤・トマホーク・イージス艦…
なぜ直接手を下さぬ平気を次々開発したのか?
実はトラウマだろうな。Sucide Attackの。
最近なら9.11のテロを始めとする中東の自爆テロ。
その前は、ベトコンのゲリラ戦。
手榴弾を持って突っ込んでくる女性や一般人もいた。
ベトナムのこんな話を聞くだけで、身につまされる。。
でも、彼らが最も恐れているのは、日本人の航空機による
特攻攻撃、さらには陸軍の突撃による玉砕戦法。
どれだけの効果があったのか?っていう定量的観点から見りゃ
攻撃力は知れているかもしれんが、その後70年にもおよぶ
アメリカ人のビビリ方を見れば、効果があったという言い方を
する人もいる。
このWWⅡの日本人の攻撃方法は既に予測されていた。
それは幕末にアメリカ人が経験しているから。
正確に言えば、イギリス人始めとする白人たちか。。。
海上からの艦砲射撃で、日本のサムライは簡単に死んでいったが
一旦丘に上がった米英の兵士が体験したのは、死を恐れず
日本刀を持って突っ込んでくるサムライの姿…。
こーんなことをいろいろ書いて、何が言いたいのか?
それは僕がこの15年で自分なりに出した一つの仮説。
結局アメリカ人が、未だ以って最も恐れる他国民は日本人であること。
あいつらは下手したら何しでかすかわからん。
教育一つで、アメリカの敵になりうる人材になる。
だからアメリカの文化と教育方針を、どんどん浸透させて内部崩壊させてやろう。
そう思っているのかな?なんて思う。彼らの思惑通り、戦後生まれの日本人は
若くなればなるほど、戦前の祖父母が見たら目を覆うようなパーデンネンだらけに
なってしまった。
最近僕がこういう日本の現状を冷静に見られるようになったのは、
日本の次にアメリカ人が恐れるベトナムとベトナム人が台頭してきたからだ。
彼らはアメリカとは距離を置く。自身で道を作ろうと躍起だ。
そんな彼らが最も学ぼうとしている国が日本。
ベトナム人から見限られないような国にならんとな。
9.11から6年を向かえ、僕はますますアメリカの持つイズム、
パックスアメリカーナの矛盾、そして彼らが本当に恐れているものを
少しずつ見極めようとしています。
でないと、犠牲になった日本人の方々がうかばれん。
21世紀の日本の存在意義を問うような議論はもっとあるべきなんだろうな。

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