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日韓関係の悪化がニュースや新聞で大きく取り上げられ、世論でも様々な意見が飛び交っています。それに加え、日韓の文化交流に影響を与えるのではないかという懸念もされているようです。
しかし過去のデータと現状を踏まえて説明すると、「政治・外交における日韓関係」が「文化的交流(両国間への訪問・旅行)」に影響を与えるということは全くないのです。
そこで今回は、訪日韓国人が日本にどのような経済効果をもたらすのか、現状及び今後の傾向・メリットを「統計調査」のデータに基づいて説明したいと思います。
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日韓関係が悪化すると韓国人は日本に来ないのか?
日韓関係が悪化しても韓国人は日本に来てましたし、来ていますし、今後も来ます。なぜそう言い切れるのでしょうか?下の【図表1】を見てください。
【図表1】訪日韓国人数の推移と日韓問題の関係
出典:日本政府観光局「訪日外客数(2018 年 12 月および年間推計値) 」を基に弊社作成
【図表1】を見ると、過去10年間だけでも様々な日韓問題悪化の要因がありましたが、訪日韓国人数は増加し続けていることが分かります。今後は更に増加が見込めるでしょう。つまり、韓国人観光客は年々増加傾向=未来があると言えるでしょう。
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韓国人観光客は消費額が少ない?
そんなことはございません!
そもそも、「爆買い」と言われるほどの非正常的なショッピングをする中国人や、距離的な要因で必然的に滞在期間が長くなる国の訪日外国人と単純な消費額のみで比較すること自体が問題なのです。実際の統計データを基に、2017年度調査で中国に次いで1人当たりの訪日旅行支出が高かったオーストラリアと韓国を比較してみます。
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