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インバウンドで、売上が上がる実績を調べた時に読むブログ

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各地から外国人旅行客が日本国内にやってくる様相が5年以上続いていることから、
各メーカーさんが、インバウンド客へのプロモーション提案をよく受けているようです。

「中国マーケットへ・・・」
「英語圏へSNSで・・・」

最初のうちは、これらの外国人に商品アピールができるから
アピールを開始したけど、ここ1年であちこちから、同じ声が聞こえてくるようになりました。

で、ウチの商品、いつ売れんねん?

初めて日本に来たお客様が、いきなりメーカーや商品を指定して
購入をするという傾向は、そこまでないだろうということは
想像に難くありません。

日ごろから自分の国でも、そのメーカー、あの商品が大好きで
日本に行った時には「ここぞとばかりに買うぞ!」という気持ちを
顧客へ先に持っていただかないと、訪日客へいきなりPRしたところで
商品購入には、なかなかたどり着かないのが現実ですね。

「売る」ことが目的ならベストな場所は対馬(つしま)

対馬(つしま)と韓国の距離感をもっと知ろう

長崎県対馬市という場所をご存知でしょうか?
この地図は対馬市の北の玄関口、比田勝(ひたかつ)の場所を示しています。

韓国、朝鮮半島からは直線で40キロ超。
対岸が見えるほどの距離感です。

釜山から福岡に行く飛行機に乗ると、その距離の近さをさらに感じられます。

この距離感を行き来する韓国人客は、2017年で36万人いました。
そのうち、26万人が比田勝港を利用しています。

いったい何をしに来ているのか?
1)買い物
2)グルメ
3)レジャー

だいたい、このあたりです。レジャーとは具体的に
サイクリング、トレッキング、パチンコ、ドライブ などです。

比田勝港国際ターミナル

比田勝港国際ターミナル

対馬の悩みは「売る物」が少ないこと

「韓国人はたいして物を買わない」と、データから東京の方が言うのを
数度聞いたことがありますが、ここには大きな誤解があります。

「買う物がなければ買わない」のです。日本の商品・サービスには
非常に詳しい国民です。「なんとなく、大きいお店でいろいろ買う」という
インバウンドプロモーションにありがちなペルソナデータは韓国には
存在しません。

一方で、対馬の主産業は、漁業と林業です。
小売店も多くなく、居住人口は3万人。輸送費もかさむため、
売れるかどうかわからない商品を仕入れて在庫を抱えることが
非常に難しい地域であることは、ご理解いただけると思います。

広報・売り場・売り子があれば、対馬なら結果は出せます

韓国市場は、他国同様にブログやSNSでのプロモーションを継続的に行うことは重要です。
しかしながら、商品の売上をインバウンドで上げたいのであれば、メーカーさんは、
対馬の小売店や飲食店のリテールサポートを目的としたプロモーションと、
売り場づくり、そして対面で商品説明ができる売り子がいれば、売上を作ることができます。

来訪者のうち、特に20歳代~30歳代の若年者は、日本への来訪経験があったり
日本商品に精通していたりします。

彼らにささる商品、そして彼らが興味を示すであろう新商品を、メーカーさんが
国境まで持ってくれば事足りるのです。買い物をしたくても、なかなかお気に入り商品が
見つからない対馬なら、少ない選択肢の中からあなたの会社の商品を選ぶ可能性が高まります。

インバウンドでの購買PRのゴールは、指名買い+リピート

あなたの会社の商品は、韓国で流通していますか?もし流通しているのなら、いくらで
売られているのかを必ず調べましょう。通常、必ず韓国の方が価格が高いはずです。
韓国人客からすると、わずか1万円程度の往復交通費を払えば、日本の商品が
なんでも自分の国より安く買える楽園が目の前にあるのです。

その買い手の気持ちに応えることができる場が対馬なのです。

まずは、そんな現地を訪れて、現場を見てほしいです。
来訪者が多いので、韓国人に対馬が占領されているなど、虚言を漏らす方がいますが
現実は異なります。よい顧客が年々増えています。

しかし他方で、島内の商売は日本人が仕切るべきだと考えます。
韓国人の商売人が来て、対馬で韓国の商品やサービスを販売されてしまうと
島の魅力が失われるからです。島の魅力を守り、島に来る客単価を上げるか否かの運命は
日本企業の考え方や動きに係っていると言っても過言ではありません。

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