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日韓関係悪化のニュースが出ると、よく起こる現象まとめ

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日韓の政治的関係の悪化は日常茶飯事

韓国が嫌いな日本人からすると、日韓関係の悪化は、祭りのように取り扱う傾向がありますが、そこに最も悪乗りしてくるのは日韓双方のメディアです。理由はとても簡単で、テレビは視聴率が上がるし、雑誌は売上高が上がるのです。日韓関係は良い状態よりも悪い状態の方がメディアのビジネスモデル的に盛り上がるわけです。

勧善懲悪なドラマやヒールが存在するプロレスなどがウケるのとまったく同じ論理でして、さながらフィクションのショーを見ている感すらありますね。ただ、これらのメディアから露出される情報(というか話題)を真に受けて、それをネタ元に怒り狂って周囲に拡散する人をたまに見かけます。こういう方々を情報弱者と言います。日韓関係に関しては、自身で両か国語ができたり、独自の人間関係を双方に持っていたりする情報強者情報弱者に大きく分かれ、その行動パターンが明確になります。ビジネスに従事する読者の皆様はどうか情報弱者と同じ行動を取りませぬようご注意ください。

日韓関係悪化をあおるメディアとその流れを利用する人

パターンは固定化 このように図示することができる

メディアがとる行動&情報強者情報弱者の動きの差異

火種はいつもメディアです。こういう図式をマッチポンプといいますね。

メディアでは「ほらほらー韓国は悪者ですよー」「日本は怖いぞー!不買運動だー!」とこぞって両国で頑張って祭りを盛り上げます。そうしますと、火種をさらに探そうとメディアはこぞってネタを探しに来ます。

筆者にもネタ提供依頼がございました。が、私も上記の図と同様に「無いよ」とそっけない態度を取るので、こういう時はネタ元から除外される傾向にあります。そして双方の空気感において、なんとなく日韓関係は悪化してきたのかな?という造成を完成させようとします。

パターン① メディアは炎上ネタをとにかく書き連ねる

韓国在住の方のツイート。メディアではめっちゃ見かけてるでーと、不買運動祭りを展開しておりましたが、こんな張り紙を見かけないぞ、と「生活者」が言うわけです。コンビニで日本のビールの売上が減少した!という記事も出ておりましたが、考えられるのは

「売上減少と言われないと一部の頭のおかしい人が、クレームをつけてくる」

「不買運動に便乗して韓国のビールを売りたい」

という会社としての防衛本能または便乗商法が生まれると考えた方が、ごく自然だと思います。マジで不買運動するなら、まず日本産ビールの輸入を止めるでしょ。そんなニュース出てませんよ。

パターン② メディアの見出しや記事には憶測や悪化希望が盛り沢山

そしてニュース記事をよく読むと、「韓国では、いわゆる徴用工判決に絡む日本政府による輸出規制強化に反発し、日本旅行の自粛をインターネットなどで呼び掛ける動きもあり、今後さらに冷え込む可能性が指摘されている。」とありますが、

重要なのは「韓国では、いわゆる徴用工判決に絡む日本政府による輸出規制強化に反発し、日本旅行の自粛をインターネットなどで呼び掛ける動き(を誰がしているという根拠は?)もあり、今後さらに冷え込む可能性が指摘されている(のは、どちら様ですか?)。」

憶測やんけ。憶測を記事にするな、と突っ込みましょう。例えば中国はTHAADミサイル配置を韓国が行った時に、国の方針として中国→韓国 団体旅行の販売を一気に規制しました。これは分かりやすい。で、韓国→日本 は誰が音頭とっているのですか?

悲しいかな、こういう質問がツイッターでやってきます。でも、賢い方・情報強者の人たちは「知った人&信頼できる情報源」へアプローチして真実を確保しに来ます。この質問をされた韓国人はおそらく福岡に来てくれるでしょう。こんな時の方が、ホテルが空いているかもしれませんし、売れてないなら安くなっているかもですね。まあ、渡航が好きな方はそんなの関係ないでしょうけど。行きたい人は行く。買いたい人は買う。その魅力が今の日本にあれば、今の福岡にあれば、行くわけです。資本主義そのものです。健全で何より。

パターン③ メディアの出す情報をここぞとばかりに利用したい人もいる

では、炎上ネタをさらに盛り上げる源泉はどこにあるのでしょうか?実は毎日新聞のこの記事などが典型です。「元徴用工問題などを巡って日韓関係が悪化する中、・・・」という見出し。いやいや関係ないでしょ。

毎日新聞の思惑は「日韓関係が悪化」のキーワードを入れた方がアクセスが増えるし、見出しが上位に上がる というものがあります。

そしてこのニュースの真意には、(私見ですが)おそらく韓国のコリアエクスプレスエアが、金浦⇔出雲 のチャーター便の販売へ自信が無いのだろうと見て取れます。コリアエクスプレスエアは、他のLCCと比較すると後発です。金浦空港や清州空港などから定期便の就航に向けて営業活動を続けています。競合他社が少ない日本の地方空港へ便を飛ばそうとする中、チャーターの段階でかなりの苦戦を強いられているものと想像できます。

(コリアエクスプレスエアが展開しようとする他の路線に同様の傾向はない。そっちは売れる見込みが立っている(マーケティング上、筆者も把握済み))

日本の自治体側は数少ない国際線ですので維持をしたくて躍起になっています。韓国側は断りたい。。。なんかいい方法はないか??「日韓関係が悪化」という訳の分からん空気こそ、打ってつけの話題なのです。断り文句としては最高ですし、日韓双方の相手国を嫌う人からは多大な賛同を得られるでしょう。日韓関係の悪化のニュースは不採算事業の撤退には最高の言い訳になるのです。ゆえにこの時期こそ、ある程度の不採算の事業や、意味が見えない交流事業などを「辞める口実」ができます。関係のリストラには最高ですね。

韓国のLCCの事業は、いつも突然飛来し、突然消えます。長崎便はこの2月に突然終了を宣言され、長崎県庁が舌を巻いたというニュースがございました。エアソウルは「機材繰り」を理由にしていますが「機材繰り」が理由になるということは

→他に儲かる路線がある

→不採算路線では飛ばしたくない

→だから辞めるわ 

という極めて合理的な理由です。同じエアソウルを飛ばす、高松や静岡は増便があり、人気も上々です。長崎は単に「売れなかった」だけです。

 

いかがでしょうか?売れないから切られる のは当たり前ですが、その口実に日韓関係の悪化は最も使い勝手いい断り文句です。日本側もどんどんこの断り文句を使って、不採算事業からは撤退した方がよいでしょうね。一方で。どれだけメディアがあおろうとも、人気があり信頼があり依存関係がある事業や交流は消えるどころか増えていくでしょう。この関係が何度も続くから、日韓における情報強者情報弱者の関係は開く一方なわけです。そして時代は進み、情報弱者たる方の多くは壮年層に見受けらるので、あと20年ほど経つとそもそも日韓関係の悪化ネタ自体がバズらなくなる可能性が指摘されている(と、新聞口調で締めくくってみた。誰が?と突っ込まれたら、日韓における情報強者の皆様方が。。。と追記しておきます。)

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