ついに来ました!って感じですね。
奇しくも、各社の足並みがそろっていなかったはずが、
100年に1度のド不景気による業績悪化により、踏み出すことに
なるとは…。
県域放送が原則であったラジオのビジネスモデルは、結局はこれで
崩壊することになるでしょう。聴取率は指標として全く意味をなさなくなります。
元来聴取者が好き好んで聞く放送は、今後webを通じて聞かれることが
増えていくことになります。昔は有線放送の役割だったのが、いまや
インターネットに接続したPCで、世界中のラジオを聴けるわけですから。。
となると、ハード等の制約条件やデジタルデバイドといった年齢格差・所得格差を経て
「ラジオしか聞けなくなる人」しか、ラジオの聴取者足り得なくなります。
いよいよマスメディアでなくなるわけですね。
今までと同じ方法で番組を作り続けていると、結局は聴取者が日を追うごとに
離れていくことにしかつながらず、その歯止めを利かすことすらできないのが
今の地方ローカル局のラジオではないかと。。。。
実はこのことは、7年ほど前から予見できてたことであり、
対策を講じていた局は少ないながら存在はしています。
少なくとも私自身は2局程は知っていますが。。。
慣れ親しんだ媒体の価値が下がることは悲しいことです。
ただし、これはラジオ媒体(ローカルの)の価値が落ちることで
ラジオコンテンツ(いわゆる音声コンテンツ)はむしろ価値が上がることになります。
そういう意味では、競争にさらされる方が、聴取者的には
幸せなのかもしれません。
さて、そうなると、どこでどのように広告効果を出せる仕組みを
クライアントに提供するかが勝負になりますね。
いろいろ腹案はありますが。。。